私が最初に足を運んだ地は、福島県はいわき市でした。
同じ宗派のお寺と連絡が取れたので、物資を車に積み込んで、そのお寺に向かうことに。
3月23日でしたから、震災からは12日後のことです。
高速道路は波打ち、朝から震度5の余震も。カーナビのVICS情報では高速道路を降りろとの指示表示。しかしながら、目標のインターまで辿り着けました。
常磐道を降りると、車の長い列。
ガソリン給油の渋滞でした。
関東でも枯渇状態のガソリン。
私は運よく震災前にガソリンを満タンにし、携行缶にも20リットルのガソリンを入れておいたので、それを積んでの走行・・・・ガソリンが切れたら、帰れなくなるかもしれない状況でした。
そして、驚いたことにカーナビのVICS情報には、驚くべき表示が現れました。
こんな表示見たことない。一気に緊張感が増します。
街中は道路の隆起がありながらも、損壊の家屋はあまりみられませんでしたが、沿岸部を通ると、
涙無しには進めない光景がありました。
家屋は崩れ、流され・・・・その家屋の山を抜けて行きました。同行した妻と、涙を流しながら。
車から撮影したのです。撮影を躊躇する光景・・・・でしたが、物資のご協力頂いた方々に現状を報告することと、当山の檀家様方にも支援の輪を広げて頂く為に撮影をしました。
あとから気が付いたのですが、この家屋の200メートル以上先が、海です。
津波が来るとは、信じられない。
・・・目的のお寺の他に、他宗派のお寺も避難所になっているようでした。住職からの電話があり、まずはそこに向かうことに。そこは地図上で見るに、海から800メートルは離れた場所。
ですがそこにも津波は来ていたのです。
津波に押し流されたものが、田畑にまで・・・・
お寺自体には、津波の被害はなく、墓地が地震によって被害を受けたのみだとか。
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